2009年6月に連載が終了して以来じつに14年ぶりにファンが待ち望んだアイシールド21新作!
2024年1月29日、待ちに待ったアイシールド21が週刊少年ジャンプにて特別読み切りとなって掲載されましたので考察します。
アイシールド21は簡単に説明すると、気弱な主人公の小早川瀬那(セナ)が、高校アメリカンフットボール部で仲間たちと共に成長する青春物語です。
最終回は高校を卒業しメンバーそれぞれの人生を歩んでいく過程で終了しています。
連載21周年記念特別読切漫画で還ってきたアイシールド21。
連載中リアルファンの方々は感慨深い作品に仕上がっていました。
さて、今回は【アイシールド21特別読み切りを考察!内容は最終回その後の大学アメフト編?】と題して、物語の内容と、世界観などを考察していきます。
目次
アイシールド21特別読み切りを考察!
久方ぶりにアニメ版アイシールド21見てるなう
桜庭役の宮野真守さんの声がめちゃくちゃ若いw原作と比べるとアニメの方はツヤツヤテカテカだけどなんだかんだで動いてるのはいいね pic.twitter.com/plj7B5c7Lr
— くまはち (@KumahachiDX) January 25, 2024
今回のアイシールド21特別読み切りの内容は、最終回のその後の大学アメフト編です!
21周年記念と言う事で、55ページの中にギュっと詰め込んだ内容になっていました。
物語のフィールドが大学となり、アイシールド21の新たなストーリーの序章に感じます。
私を含むファンの方々は、最高の展開だと絶賛されることでしょう。
内容もコンピューター時代となった現代に添ったものになって、考えさせられる物語になっていました。
私が感じたアイシールド21特別読み切りの素晴らしいところを考察していきます。
アイシールド21特別読み切りにオールスターメンバーが終結!
21周年特別読切ということもあって、ほぼオールスターのメンツが登場します。
各キャラクターごとに推しているファンもいることを考慮しているのでしょう。
推しキャラクターの登場を待っているファンを裏切らないあたりはさすがでね。
場面、場面で各キャラクターが登場する構成も絶妙でした。
村田雄介先生の臨場感溢れる画力が凄い!
こちらは、さすが村田雄介先生ですね!
力強く、存在感のある画力が凄いです。
各キャラクターが、元々のビジュアルを保ちつつ成長していることが一目で分かるように描かれているなんて、さすがと思いましたね。
連載が終わって14年たっていても、村田雄介先生の描かれる臨場感溢れる画力で、当時の気持ちが一気に押し寄せてきました。
アイシールド21特別読み切り作品には最新AI技術が登場
AI技術が目まぐるしく成長し続ける現代。
去年からは、チャットGPTなるAIが運用されて人間を脅かす存在になって来ていますよね。
今回の作品のテーマが現代社会にメッセージ送っていると思われるように、物語を通して感じられました。
感情の無いAIは的確な回答を出しますが、そのAIを生み出したのも人間、回答をプログラムしたのも人間です。
常に人間が努力し続けることが重要なんだと、今回の作品で感じました。
アイシールド21特別読み切りの内容は最終回その後の大学アメフト編?
物語は連載最終回からで、その後の大学アメフト試合ラストワンプレイから始まります。
時を経て、大学アメフトの世界での物語です。
次回作を予感させる素晴らしいストーリー展開でした。
試合を制してプロになるのは、セナかヒルマか!
それでは、いったいどんな内容になっているのか見ていきます。
アイシールド21特別読み切りでは最終回からの新たなストーリー展開!
元同じチームだったセナとヒルマが、この特別読み切り作品では敵対チームとして戦うんです。
なるほど、こう来たか「ファンの気持ちを分かってるなぁ~」と思いました。
連載時に、セナは後々ヒルマと対戦することを望んでいたので、ここで前の物語と繋がります。
試合の舞台はなんと、『アメフト全日大選の決勝 甲子園ボール』
私たちが待ち望んで思い描いていたベストストーリーで物語が始まります!
試合開始直後に、前試合後の回想シーンになります。
前試合で進のチームとセナのチームが対戦しセナのチームが勝利。
個人で見ると進の方が強いようですが、アメフトはチームプレイ。
勝ったセナは試合直後に進から言葉を掛けられます。
この時は、まだ掛けられた言葉が分かりませんが後に重要になってきます!
アイシールド21特別読み切りに最新技術RFIDチップが登場!
同じく回想シーンで、場面が試合の前夜になります。
MrドンがRFIDチップを付けて試合に臨むように言われたセナとヒルマ。
RFIDチップとは、体に取り付けると試合中の体の動きを分析し記録してくれる装置です。
Mrドンは、加入しているプロUSAチームのTraineeに1枠空きがあるので、この装置を使ってセナとヒルマの動きを分析し、優勝した方をMrドンのチームに加入させると宣言します。
互いにリスペクトしているキャラの人間模様に感動!
回想シーンはまだ続きます。
2人で帰る途中に、セナは昔ヒルマがプロは無理だと自ら諦めていたことを思い出します。
いつもは脅迫手帳のこともあり卑屈な時もあるヒルマですが、アメフトに対しての姿勢をリスペクトするセナを見て、自分の力で勝利しプロになると自ら脅迫手帳を捨てます。
その姿を見たセナは、かつて同じチームだった頃のヒルマとの思い出を噛み締めて、ヒルマに自分が勝利すると宣言します。
この場面のセナとヒルマのやり取りがとても熱く、私は涙してしまいました!
白熱した試合から感動のエンディング
そして回想から試合のシーンに!
主要キャラクターが、ちょいちょい登場する白熱した試合展開。
ヒルマがトリックプレーを決めたシーンは最高でした。
最後の1秒まで決して諦めないセナの不屈のプレーは見ものです。
セナは昔のライバル達を楽勝でスイスイと抜いていきます!
最後の敵である阿含を、回想シーンで掛けられた進からの言葉を思い出しクリアするセナは激熱でした。
ラストに、セナやモン太に阻まれなければ勝っていたと言う阿含、その言葉にヒルマが「わかってんじゃねえか!」とファンの心を鷲づかみですね!
こんなキャラ同士のやり取り1つとっても、連載時よりもさらに熱い男の魂が垣間見れる作品に今回の特別読み切り作品はなっていたように感じました。
最後まで、読み手に手に汗握らす最高に素晴らしい物語でした!
アイシールド21特別読み切りを考察!まとめ
今回は、【アイシールド21特別読み切りを考察!内容は最終回その後の大学アメフト編?】と題して連載開始から21周年記念の特別読み切りの内容を、考察しながらご紹介してきました。
SNS上でも話題になっていますが、掲載最終回からその後の大学アメフト編へシフトしての、新たな連載を熱望する声が多数出ています。
アイシールド21は、スポーツ青春漫画の最高峰に位置図けても良い素晴らしい作品です。
是非、映画化などでこの素晴らしいストーリーと人間模様を、もっと世間から注目を集める存在にしてほしいものです!
今回の新しく始まったストーリー展開が、記念作品の読み切りで終わることなく、新連載の始まりになることを期待して次回作を待ちましょう!