原作漫画が累計発行部数2000万部を突破し、アニメ化もされ大人気となっている漫画【葬送のフリーレン】13巻のストーリー内容とネタバレを、感想と共に考察していきたいと思います!
12巻では第117話、奇跡の幻影までの物語が描かれていました。
過去にタイムリープしたフリーレンがヒンメル達と未来へ帰れる方法を探していましたが、それを察知した魔王が大魔族にフリーレンを始末するように指令をだしました。
目指す女神の石碑が近づくと、勇者一行に大魔族が襲いかかります。
戦闘になってアイゼンとリヴァーレの戦士対決が13巻ではどうなるのでしょうか。
13巻では、第118話~第127話までの物語10話が掲載されています。
【葬送のフリーレン漫画13巻ネタバレ!内容と感想を考察!】のタイトルでお送りします。
目次
葬送のフリーレン漫画13巻ネタバレ!
葬送のフリーレン
最新13巻4/17から発売!
コミックス制作進行中
どうぞよろしくお願い致します! pic.twitter.com/bJNig75QXY
— おぐら 少年サンデー編集部 (@sunday_ogura) March 25, 2024
13巻は、物語が大きく分けて3つのストーリー展開になります。
過去にタイムリープしたフリーレンが、勇者一行と大魔族との死闘を繰り広げるストーリー。
ヒンメル一行との旅路を辿るいつもの短編ストーリー。
新たな敵として新章の伏線になる影なる戦士が登場して幕を開けるストーリー。
各ストーリーをネタバレと考察していきます。
第118話ネタバレ フィアラトール
勇者一行を奇襲した大魔族の1人奇跡のグラオザームが掛けた魔法は、精神魔法で掛かった者たちの意識を楽園へと導き、幻影の中に閉じ込めてしまいます。
そんな中、ハイターは僧侶であるため精神魔法に掛からずに1人グラオザームと対峙します。
ハイターは奮闘していましたが、僧侶1人では力及ばずに追い詰められていきます。
ヒンメルとフリーレンは、幻影の中で結婚式を挙げていましたが、この出来事がおかしいことに気づき自分達が精神魔法の中にいると分かります。
フリーレンは、どうにかして幻影から抜け出そうとしますが意識が全て現実だという感覚に侵されているために抜け出すことさえできません。
ヒンメルはというと、幻影の中にいても精神を集中することで魔法に掛かっているにもかかわらず、グラオザームへの攻撃を成功させます。
精神集中しながら敵の息使いや、ほんの少しの違和感に敏感に反応して徐々にグラオザームを追い詰めていきます。
もっと幻影の中に引きずり込もうとするグラオザームですが、ハイターが唱えた魔法で隙を作りヒンメルからの攻撃を受けて片腕をなくします。
この一撃で魔法が解けてフリーレンは女神の石碑へ走り出します。
ヒンメルの姿を目に焼き付けたフリーレンは石碑に手をかざし、思い出した魔法”フィアラト―ル”を唱えて現世へ帰っていきます。
第119話ネタバレ 思い出
現世へ戻ってきたフリーレンは安心したのか、過去でヒンメルに出会えたことを噛み締めているのか、心ここにあらずといった状態です。
フェルンに声を掛けられてフリーレンは我に返り、目の前にある石碑に手を置いてタイムリープが現実にあった事と理解します。
シュタルクとフェルンは、何が起きたのか分からずに不満を言い出します。
フリーレンはそんな2人に、何事もなかったように関所に帰るよっと言って歩き出しました。
関所に向かって歩いていると、森の奥から1人の歳をとった老戦士が登場しました。
老戦士はフリーレンが勇者一行の1人だと分かっている様子です。
老戦士から関所までの道を案内してもらうことになり、道中昔話を聞くことになった一行。
その話の中でヒンメルが30年ほど前に、この森で老戦士と出会っていたことを知ります。
楽しそうに冒険譚を語っていたとヒンメルに老戦士はここへ来た理由を聞いたという。
ヒンメルはフリーレンとの約束を果たしに女神の石碑を訪れたことを知り、彼女はヒンメルとの思い出に心が揺さぶられます。
老戦士に別れを告げて関所にたどり着いた一行は、いよいよ帝国領へ入っていきます。
第120話ネタバレ 虚像の英雄
関所から帝国領へ入ったフリーレン一行は、ボーネ村に到着しました。
村では祭りの最中で魔王を倒した日に行われているそうで村長から、お祭りに参加しないかと誘われます。
盛大な祭りで、美味しいものもあるとの事。
村の中心にある広場に移動すると、そこには今まで見たことのない実際のヒンメルよりも筋肉ムキムキの全然似ていない銅像がありました。
フリーレンは昔から帝国は英雄や勇者を神格化していると、シュタルクとフェルンに説明しています。
第121話ネタバレ 街道の魔物
帝国領内ファルベ地方の村に到着した一行は、女性の村人から街道に現れる魔物を倒してくれないかとお願いされる。
村人からは、帝国に魔物の討伐依頼を出しているが音沙汰がまったく無いという。
魔物を倒した一行は、森の中で帝国軍の兵士の無残に倒されている光景を目の当りにする。
フリーレンは安全なはずの帝国領が、なぜ魔物に荒らされて寂れているのか疑問に思う。
第122話ネタバレ ティタン城塞
ティタン城塞に立ち寄った一行は、なぜか上半身裸姿の没落した貴族の末裔と出会います。
上半身裸になった理由を、城跡内部に大量にいる魔物に服を剝ぎ取られたという男。
その男はアルメ一族と名乗り、フリーレン一行に城塞内部の地下室ある一族の財宝を一緒に取りに行ってくれないかと依頼します。
報酬の交渉で財宝の半分と提示する男に対し、フリーレンは魔導書を要求します。
男は魔導書は無いが、普段男が使っている魔法の方法を教えると言いフリーレンは快諾します。
第123話ネタバレ 頑張ってきた証
帝国領のへーレン地方にある街に立ち寄った一行。
久しぶりの街に一行はゆっくりと過ごすことにします。
今日はシュタルクの誕生日ということでフリーレンとフェルンは、プレゼントを用意していました。
1人で街に出たシュタルクに、プレゼントを渡そうとするフェルンですが絶えず周りに人がいるため、人前では恥ずかしくてなかなか渡すことが出来ません。
追いかけまわして、やっとプレゼントを渡したフェルンに嬉しそうな顔をするシュタルクです。
第124話ネタバレ 影なる戦士
帝国領内にあるアオフガーベ連峰でフリーレン一行は、この地帯特有の泥沼のような、ぬかるみに足を取られながらやっとの思いで近くの村に到着します。
村では、郵便受けから手紙が来ていないか確認するラダールという男がいました。
ラダールは、この村の村長で一行の到着を歓迎してくれます。
村長のラダールと握手をしたフリーレンは、その手が現役の戦士のものだと気づきます。
第125話ネタバレ 家族
村に泊まらせてもらったフリーレン一行でしたが、深夜に村長のラダールに襲われます。
しかし力を合わせた連携プレイで、何とかこの襲撃を防ぎます。
なんとラダールは、リストに載っている魔法使いを暗殺するために構成された帝国の隠密機関、影なる戦士であることが分かりました。
60年も前から、帝都へとつながっている峠道沿いにあるこの村に、仲間3人と潜伏して与えられた任務を遂行してきたといいます。
フリーレンがリストに載っている最後の1人だったようです。
もう何十年も指令が来ない状態で、誰もが忘れている任務を自身の使命としているだけだとフリーレンに説かれてラダールは任務をおりました。
もっと詳しいネタバレ内容は第125話でお届けしています。
第126話ネタバレ 新たなる任務
帝国領内にある帝都、アイスベルクに入るところで大陸魔法協会からフェルンに任務が与えられました。
その任務とは、建国祭の期間中に帝都で開催される舞踏会に招待された大陸魔法協会の代表ゼーリエの護衛を、5名の一級魔法使いで行うというものでした。
数日前に、ゼーリエを暗殺する計画があるという情報を大陸魔法協会が掴んで、すでにラントとユーベルが情報収集の任務に就いているということです。
もっと詳しいネタバレ内容は第126話でお届けしています。
第127話ネタバレ 回収任務
情報収集の任務のためラントとユーベルは、ある館で開催される社交パーティーに潜入します。
帝国でスパイ活動をしている一級魔法使いリネアールが、パーティー会場である館の倉庫内にゼーリエ暗殺に関する文書を隠していて、その文書を回収するためです。
倉庫内で文書をみつけた2人でしたが、館の警備をしていた魔導特務隊に発見されてしまいます。
もっと詳しいネタバレ内容は、こちら第127話でお届けしています。
葬送のフリーレン漫画13巻のネタバレ内容を考察!
葬送のフリーレン13巻早よ読みたいですね🫡
今週の126話も楽しみだけど😊
早く水曜日にならないかなぁ〜🥱 pic.twitter.com/2ePQ6I3PNN— yuuki (@yuuki80300230) February 25, 2024
13巻を読んで内容を考察していきたいと思います。
118話は大魔族七崩賢との死闘が描かれていました。
119話~123話までが、勇者ヒンメルとの冒険の旅をフリーレンが思いに耽る場面もある短編になっています。
124話・125話では、新しく登場した影なる戦士が今後のストーリーに重要なポジションになります。
126話から、新しい章に突入していきます。
葬送のフリーレン漫画13巻ネタバレ考察|七崩賢の伏線とは?
第118話は大魔族の七崩賢との死闘でしたが、終極の聖女トートはどこへ行ってしまったのでしょう?
ソリテール、リヴァーレ、グラオザームとの死闘で完全終結しないままフリーレンが現世に帰ってしまいました。
その後はどうなったのか、この伏線に興味がある方が多いんじゃないでしょうか?
第126話からの新章で、再登場するのか今後の物語の展開に期待してしまいます。
葬送のフリーレン漫画13巻ネタバレ考察|影なる戦士の登場
第125話で登場した影なる戦士が登場しました。
帝国のいくつかある特務機関の1つで、帝国領に入ってくる魔法使いを暗殺する任務を影で遂行しています。
この戦士たちの特徴は、普段は村民や町民など街に溶け込んでいて魔法探知にも感知しずらいことが分かっています。
今後のストーリーに重要なポジションで、最新話ではこの戦士達との戦いがメインストーリーになっています。
葬送のフリーレン漫画13巻ネタバレ考察|新章の開幕
第126話から新たな章が幕開けしました。
新章は、帝国領内でのストーリーです。
大陸魔法協会の代表であるゼーリエの暗殺計画が、いったいどんな計画なのか影なる戦士との関係が気になります。
一級魔法使いとの戦いがどんな展開を見せるのか、戦士と魔法使いの戦い方の違いに注目して今後のストーリーを見守っていきたいです。
葬送のフリーレン漫画13巻ネタバレの感想!
今日は葬送のフリーレン13巻の発売日でしたね(入手した)ところで、アニメの方の鏡蓮華の名シーンだけど、ヒンメルのマントの影の部分が虹色になってるのご存知でしたか?私は最近気付きました。ほんの一瞬なのにこんな演出してるなんて本当に丁寧につくってるんだと心から感心しました。 pic.twitter.com/OlNKJFb40N
— 初老の主婦そえじま (@soejimasa) April 17, 2024
葬送のフリーレン13巻を読んでの感想として、13巻はストーリー展開が今までに無いくらい激しかったです。
大魔族との死闘からはじまり、精神魔法という幻想の中ではありますが、勇者ヒンメルとフリーレンの結婚式で2人のタキシードにウエディングドレス姿をみれたことは葬送のフリーレンファンとして、見逃せない13巻になりました。
この場面は、漫画ではなくアニメ映像で観たいと本気で思ったくらい貴重な場面でした。
新章に突入する前には、今後の物語で重要な伏線となる、影なる戦士という帝国の特務機関が登場してストーリーに花を添えています。
作者の、葬送のフリーレンに対する深い愛情と熱意を感じる13巻でした。
前巻にあたる12巻も別記事【葬送のフリーレン漫画12巻ネタバレ!内容と感想を考察!】にて紹介していますので、そちらの記事もあわせてお読みください。
葬送のフリーレン漫画13巻ネタバレ!内容と感想を考察!まとめ
随時更新待ってます。
#葬送のフリーレン展 pic.twitter.com/Lo0BpVvYxj— エ━ス(5月12日を持ち乃木オタ休止) (@KANA__AKANE46) March 20, 2024
この記事では【葬送のフリーレン漫画13巻ネタバレ!内容と感想を考察!】とタイトルを付けてお送りしてきました。
今回も原作者である山田 鐘人さんは、読者の心を掴んで離さない素晴らしいストーリーテーラーだと思いました。
漫画『葬送のフリーレン』13巻のネタバレ内容を感想と考察を添えてきましたが、伏線が数多くちりばめられたストーリーはミステリー要素もあり、読者を飽きさせませんね。